2022年1月26日
カーリースってお得なの? vol.1 〜メリットとデメリット〜
カーリースって気になるけどイマイチ分からない!そんな方は多いと思います。
簡単に言いますと「お客様の選んだ新車・中古車をカーリース会社が購入し、月々決められた使用料金をカーリース会社に支払ってその車を利用する」というシステムです。
カーリースは車を購入するのではなく、利用したい期間だけ契約して定額制で車を自由に利用できるサービスです。
車の名義は、カーリース会社が所有者、契約者は使用者となりますが、購入するのと変わらないカーライフが実現します。
目次
- カーリースの料金形態
- カーリースのメリット
- 貯金ゼロでも新車を持てる
- 乗り換え時に車を売るまたは廃車にする手続きが不要
- 経費として計上できる
- カーリースのデメリット
- カスタマイズがしにくい
- 月間走行距離に制限あり
- 契約途中での解約や契約内容の変更は基本的に認められない
- 追加精算が発生する場合がある
- まとめ
カーリースの料金形態
カーリースの月額料金は、総額を契約月数で分割して算出します。
車両本体価格は契約満了時に残価を引いた金額となりますので、車両本体価格全額を支払うカーローンや一括購入よりも安くなります!
残価は「購入した車を数年後に下取りとして出した場合の価値」=「下取り価格」という意味です。カーリースの契約時に想定される残価が設定されます。前もって車両価格から残価が引かれることで、契約者が負担する車両本体価格は契約年数分だけになります。
例えば、車両本体価格が300万円で、契約満了時の残価が75万円の場合、
カーリースの月額料金は、この場合「300万円-75万円=225万円」に諸費用を足した金額を契約月数で分割して算出することになるため、手頃な料金で新車に乗れるようになります。
また、契約次第ではカーリースの月額料金に、自動車税(種別割)や環境性能割、自賠責保険料、自動車重量税や事務手数料を含めることができます。
すなわち、購入時に必要な登録諸費用などを現金で用意する必要はなく、月額料金のみで乗り始められることが出来るのです!
車検時の税金や毎年の自動車税(種別割)といった大きな出費の心配も無くなりますので安心して車に乗れますね!
カーリースのメリット
- 貯金ゼロでも新車を持てる
- 乗り換え時に車を売るまたは廃車にする手続きが不要
- 経費として計上できる
貯金ゼロでも新車を持てる
頭金が不要
車を購入する際に、頭金などの初期費用がなかなか貯まらず新車購入をためらってしまうこともあるでしょう。しかし、カーリースなら、初月からかかる費用は月額料金だけ。数十万円といった大きな頭金を用意せずに新車に乗ることができます。
税金コミ、保険コミの月額固定金額で利用可能
カーリースの月々の料金は、一般的にボーナス払いなしの定額制となります。また、自動車税(種別割)、自賠責保険料など車を維持していく上で必要最低限な出費も含まれているので、定期的な維持費の準備も必要なく、契約期間中は契約時に決められた月額料金だけで車が利用できます。
月々の料金が手頃
カーリースは、リース契約満了時の車を中古車として売却した場合の価格を想定し、差し引いた金額を契約月数で割って算出するので、月額料金がとても手頃な価格になります。
*契約年数やカーリース会社によっては残存価格設定がない場合もあります。
乗り換え時の廃車手続きが不要
メンテナンスプラン加入ならさらに臨時出費なし
車を所持した場合、初回は3年目、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります。軽自動車でも約50,000〜100,000円はかかり、法定12ヵ月点検やエンジンオイルの交換や、タイヤのローテーションやブレーキパッドの交換など、さまざまな維持費がかかります。
しかし、カーリースでメンテナンスプランに加入すれば、車検費用やメンテナンス費用も月額料金内に入り、カーライフを送る中で必要となるお金を、ほぼ定額にすることができます。車を維持するための貯金も不要になります。
新しい車を購入すると、中古車として売る場合や廃車にする場合、全て自分で手続きを行わなければなりません。しかし、カーリースの場合は、契約満了時にカーリース会社へ車を返却するだけで、必要な手続きはすべてカーリース会社が行います。
また、同じ車に乗り続けたい時は再リースも可能です。車種を変えたい場合は返却して乗り換えるなど、契約満了時の車の扱いは選ぶことができます。
初期費用が不要なので、乗換えの場合でも大きな出費の心配がない点もカーリースのメリットでしょう。
経費として計上できる
法人や個人事業主が新車を現金で一括購入する場合、すべての金額をその年の経費として計上することはできません。普通車の場合は、6年かけて減価償却していくことになります。
一方、カーリースなら、月々のリース料金がすべて経費として計上できるため、経理上の手続きがかなり簡素化でき、処理が楽になります。法人や個人事業主にとってはかなり大きな節税効果が期待できるでしょう。
カーリースのデメリット
- カスタマイズがしにくい
- 月間走行距離に制限あり
- 契約途中での解約や契約内容の変更は基本的に認められない
- 追加精算が発生する場合がある
カスタマイズがしにくい
カーリースでは、元に戻せないドレスアップやカスタマイズはできないと考えたほうがいいです。
カーリースで使用している車の所有者はカーリース会社となります。他人の持ち物を自由にカスタマイズできるか?と考えると、理解しやすいと思います。
なお、カーナビやライトの入れ替えのような元に戻せるカスタマイズは可能ですが、契約満了後に車をリース会社に返却する際は、原状回復が求められます。
月間走行距離に制限あり
カーリースでは契約時に月間の上限走行距離が設定されています。500〜2,000kmが平均値となっており、月間走行距離✕契約月数の合計走行距離を超過した際には、契約満了時にオーバーした分の費用を支払うことになります。
埼北三菱自動車販売では、走行距離無制限のプランもご提案可能です。ぜひご相談ください。
契約途中での解約や契約内容の変更は基本的に認められない
カーリースでは、基本的に契約期間途中での解約は出来ません。また、契約期間中の契約内容の変更も原則できません。途中で解約する場合は、残りの利用料を一括で支払うなど、高額な違約金を支払わなければならない場合がほとんどです。
事故などで修理不能、廃車になってしまった場合など、やむをえない事情で中途解約に至るケースはあると思いますが、契約期間途中で乗り換えたいと思っても、途中解約には違約金が発生することがありますのでご注意ください。
残価精算が発生する場合がある
カーリースの契約には、オープンエンドとクローズドエンドの2種類があります。
オープンエンド契約には注意が必要です。
オープンエンド方式は、リース契約満了時の車両の価値について、「返却タイミングでの市場価格」を加味することになっているので、市場次第で高額な請求が発生する場合があるのでご注意ください。
一方で、残価精算のないクローズドエンド方式は、契約時に残価は設定するものの、契約満了時に市場価格を理由にした残価精算を行わない契約形態となります。
まとめ
全てのお客様にとってカーリースがお得!とは言い切れませんが、乗る人によってはお得になることもあります。会社で乗る場合など一定の料金でずっと乗れるのは、とても分かりやすくていいですね!また、中古車で探す場合は安く乗ることも出来るかもしれません。
担当に聞いて頂ければ、お客様にとってお得な乗り方をご提案させて頂きますのでお気軽にお問い合わせください!